にはたづみ ~潦~
『雨などによる水たまり、またはあふれ出る水。水が流れ出る様子から、「流る」「行く」「川」にかかる。「行方しらぬ」にかかるともいう。万葉の時代から使われている語で、現在でも和歌・俳句では用いられる。(日本国語大辞典)』にわたづみ、にわたずみ、にはたずみとも。
志を同じくする芸術家が集い、新しい出会いを生み、新しいものを作る。
そしてそこから新しい潮流が生まれてくる。
芸術という水は、そこににはたづみを作り、溢れ出てまた新たなにはたづみを作る。
それはずっと未来に継承されていく。
概 要
芸術運動体「にはたづみプロジェクト」は、アーティスト自身の手により非営利で運営されています。にはたづみプロジェクトの理念は以下のとおりです。
① 芸術に触れる人、芸術に携わる人、表現の場、これら三つを自分たちの手で再構築すること
② 芸術家の活動に対する、非営利での団体によるサポート
③ 多ジャンル共同による新しい芸術表現の模索
その理念を実現すべく、主に以下の活動を行っています。
AIR SPLASH TOYAMA
富山県魚津市新川学びの森天神山交流館にて、毎年9月に約10日間のアーティスト・イン・レジデンス(合宿)を行っています。
合宿期間中は、様々なワークショップが自主的に行われ、ジャズ・クラシック・POPS・民族音楽・現代音楽・即興音楽・コンテンポラリーダンス等、多ジャンル共同の新しい舞台芸術表現を模索しています。
開催場所を変えながら今年で11回目を数えます。現在の開催地では4回開催されています。2018年までは名称を「魚津ミュージックキャンプ」としていましたが、ダンサーの参加者が増えたこと、魚津よりもう少し広い地域から参加者を募りたい、との思いで「AIR SPLASH TOYAMA」と名称を変更しました。
LIVE SPLASH TOYAMA
AIR SPLASH TOYAMAの最終日に同会場で行われるコンサートです。AIRの総決算として、ここにしかない表現を披露します。
やにわにダンス&ミュージック即興セッション
月に一回程度、さいたま市与野図書館にて無料のワークショップを開催しています。AIR SPLASH TOYAMAの日帰りバージョンです。
にはたづみレコード
にはたづみプロジェクトが主催する音楽レーベルです。
にはたづみコンサート実行委員会
にはたづみプロジェクトでは主催コンサートを開催しています。
露玉もゆらと題した中村 真ソロコンサート「露玉もゆらvol.6」和光ホール
ダンスや音楽による即興コンサート「LIVE SPLASH TOKYO 2022」 を開催