LIVE SPLASH TOKYO 2022 3月(詳細日程未定)
場所 都内(詳細未定)

 芸術団体「にはたづみプロジェクト」は、2022年3月に都内コンサートホールにて音楽とダンスの即興芸術公演を行います。その出演者を公募します。出演の条件は以下のとおりです。

1. 月に一回行われるリハーサルを兼ねたセッションに複数回参加できること

会場

 さいたま市立与野図書館(〒338-0002 埼玉県さいたま市中央区下落合5丁目11−11)

ジャズ喫茶「中庭」 (〒364-0027 埼玉県北本市栄7 1-26-102)

次回セッションは8/14 16:00〜19:00 中庭 8/29 14:00~16:00 与野図書館で行います。

2. 経歴、プロアマ:不問

以下、代表:中村真の思いです


 AIR SPLASH解体? そしてその精神はLIVE SPLASHおよびそのクリエーション、セッション、ディスカッション(やにわにセッション)へ

 若きアーティストの学びの場、そして21世紀の新しい芸術活動の在り方の模索の場として場所を変えつつ12年間継続してきたアートキャンプ、ここ5年間は富山県魚津市新川学びの森にて開催してきたAIR SPLASHでしたが、形を変え新たなる存在のあり方を模索する旅に出ます。

 昨今の社会情勢もあり、魚津学びの森の事業縮小、そして何よりも共に歩んできた学びの森の山田さんの転属に伴い、学びの森での開催が事実上不可能となり、我々は様々なことを決断せざるを得ない状況に追い込まれました。
 場所を変えて継続していこうではないか、そういう議論もなされました。
どこかいい施設はないか探しもしました。しかし我々は、場所よりもその場にいる人、誰と共にそれを作っていくか、ということを大切に思っています。場所をただお金で見つけることを良しとしませんでした。
AIR SPLASHはそのその存続のあり方の根本から問われることとなったのです。

 我々が作り出したいものはAIR SPLASHの「形や結果」だけではなく、「贈与の輪廻」です。
 学びの森の利用に対して、山田さんは我々に対し、あらゆる角度から「とんち」を効かせ使用料を下げる努力をしてくれました。それは山田さんの我々に対する気持ちからくる「贈与」だったのです。そしてそれは参加費を限りなく下げるという形で参加者へ還元されてきました。

 最後のAIR SPLASHとなった2021年のそれは完全なる贈与の縮図でした。開催費用は個人協賛や企業協賛による寄付で、それに参加アーティスト自らがその価値に対して参加費を「投げ入れ」してくれました。
 そしてお互いの知性を分かち合う場、AIR SPLASHは作られました。そういった贈与の集大成が、21世紀の新しいアートの在り方、ひいてはそれが脱資本主義の後に来る「精神性の時代」の在り方への一つの提案たり得るのではないか?そう考えるのです。

 我々は、AIR SPLASHが形を変えていくいい機会ではないか?そう考えました。
我々は「LIVE SPLASH TOKYO」を開催することにしました。

 AIR SPLASHにはたくさんの意義がありました。中でも重要なこととして、参加アーティストに対して純粋な学びの場を提供するというものがあると言えるでしょう。
 金沢時代の参加者の一人は、文字通り、朝から朝まで、24時間のセッション&ディスカッションの時間だった、と語ります。
 そういった徹底した学びの場、としてのAIR SPLASHの意義を損ないたくない。

 我々は月一埼玉県与野で「やにわにセッション」というセッション&ディスカッションの場を継続しています。
 それにLIVE SPLASHへのクリエーション&リハーサルの性格を持たせることにしました。一つの具体的な目的としてのLIVE SPLASH TOKYOを掲げることにより、そこで行われる学びはより有機的具体的なものへ変わらざるを得ないだろう。
 例えば、参加アーティストに対し今の本人の実力よりほんの少しだけ高いハードルをLIVE SPLASHに向けて課す。それを必然的に乗り越えなければならない場となる。
 また、指導者格のアーティストにとっては、流動的な参加者をいかにして継続する流れの中に取り込んでいくのか、様々なレベルのアーティストをいかにして作品に取り込むか、ということなどに対し今までにない格闘を強いられるだろう。

 やにわにセッションの参加者は誰でもLIVE SPLASH本番に参加できるようなものになればいいと思っている。
 また、直接参加せずともやにわにセッションで体を動かし、音を奏で、ディスカッションしたそのこと自体が、LIVE SPLASH TOKYOへのIinfluenceであり、参画であると我々は思っています。

 そして、そうやって作り上げられたLIVE SPLASH TOKYOを経て、また新たなやにわにセッションを継続していく。
 そのようなアートの流れ、人の流れを、これからのAIR SPLASHでは作っていきたい。

参加アーティスト(予定)
中村 真piano、上野賢治flute、落合康介bass、宝栄美希dance、津山遼saxophone、箙耕太郎guitar、阿原直美act、田中秀幸dance,cello

主催:AIR SPLASH運営委員会、にはたづみプロジェクト

https://youtu.be/CCULAL_BIdM

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