2019/11/30 やにわにダンス&ミュージックセッション
いきなりですが、まずはこちらをご覧ください。
こういう感じの即興セッションを毎月無料で行なっています。動画ではダンスだけですが、この後演奏も入ってきます。
この日の参加者は6名とやや少なめ。
固定メンバーのゲストアーティスト及びスタッフ四名に加え、見学者のAIR SPLASH TOYAMAスタッフ、そして今回このセッションには初参加の強者ダンサー一名。
まずは何も決めごとなしでセッション。開始早々数分でミュージシャンがそれぞれの楽器を置き、部屋中を歩き回ったり、部屋を出たり入ったり、転がったり電気を消したり。気がつけば40分くらいやってました。
考えてみれば、楽器を演奏する行為も(オケピで演奏するのでなければ)視覚表現を伴うものであり、楽器演奏と視覚表現とは地続きなのだと感じました。そのことを頭に入れた上で、あえて演奏だけを行う、という意識で普段から演奏していると、より拡がりのある表現になるんじゃないかと感じました。
続いて、ちょっと縛りを設けたセッション。ルールは、
1.ピアノ周辺に寄ってパフォーマンス
2.演奏者二名、パフォーマー二名(私がパフォーマーにコンバート)
3.十分以内に収める
と、いうもの。これの前半が冒頭の動画です。いやー、身体(特に下半身)がかたい!あと、動きすぎ!との指摘を受けました(動画部分はそうでもないけど)。あと、ピアノ周辺にいると、ピアニストからはほぼ楽器の陰でパフォーマーが見えない(そこは意図して楽器の裏や下に隠れて踊ってやりました)。
こんな感じで4、5セットほどセッションを行い終了。常連で大分勝手が分かったメンバーなのか、自由な表現、対話が楽しめました。見学&撮影スタッフも最後は電子オルガンで参加しました。
我々にはたづみプロジェクトの主な活動は、このやにわにセッション、9月に富山県魚津市で開催されるLIVE & AIR SPLASH TOYAMA、そして来年11月に初開催される LIVE SPLASH TOKYOです。我々は、これら全ては一つの「作品」である、という認識でいます。LIVE SPLASH TOKYOの舞台に立つアーティストだけでなく、さっき電子オルガンを鳴らした人も、AIR SPLASH TOYAMAのワークショップを見学した近所の人も、この一年間の「作品」の登場人物なのです。ここまでこのブログを読んでくれたあなたも、この作品に参画いただければ嬉しいです。